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2011年11月23日水曜日

横浜市議団の海外視察レポートは半年後!?

今回のネタはTwitterで知り合った @tomocchijp さんから頂きました。
この場をお借りして御礼を申し上げます。

非常に賛否両論(賛は良く知らない)あって、私のブログでも度々取り上げている横浜市議団の海外視察の話題ですが、全議員が視察から帰って来ました。

この海外視察に掛かった費用は私の方でも情報公開請求等を通じて調べる予定ですが、今回の海外視察の成果として当然のことながら視察報告書というのが気になってきます。
一体どういう視察をしてきたのか、どういう成果があったのか知ることができるのは、一つにはその報告書を見ることが大きいからです。

@tomocchijp さんもそこのところを、担当部署である横浜市議会局(担当:木村さん)に電話して確認されています。

引用開始)

Q1) 海外視察のレポートはいつから見られますか?

A1) 半年後に横浜市会HPで見られます。

Q2) 半年も掛かる理由は?

A2) 議員の方々の提出時期が遅いためです。

Q3) ドイツは小水力発電等、自然エネルギー発電がありますが、視察されましたか?

A3) 日程には…ありません。

引用終了)

このやりとりを見て、正直驚きました。

今回この時期に多額の公費(市民の税金)を投じて、しかも多くの批判があるなか海外視察に行っているのだから、さぞや迅速で素晴らしい内用の報告書ができてくると思いきや、半年かかるというのです。
それも議員団の提出が遅いから、と。

民間の組織であれば、多額の費用を掛けて海外出張に行った場合は、当然プロジェクト等の大きさにも依存しますが、帰国後1ヶ月以内には報告書を仕上げるというのが殆どだと思います。
それが公表されるまで約半年も掛かるということに正直に驚いた次第です。

次に、今回の海外視察の目的B) 本市の自然エネルギー(太陽光発電)政策をはじめとした環境政策及びMICEの推進に寄与すべく先進諸都市のの事例を調査し、あわせて国際交流を促進することとありますが、@tomocchijp さんも指摘しているように、ドイツは脱原発宣言をしたこともあり、自然エネルギーに非常に積極的な国であることが知られています。
これは今回の海外視察の目的Bに非常に合致するものであり、当然のことながら視察に取り入れられるものと思っていました。

が、どうやらドイツの小水力発電、自然エネルギー発電に関しては視察の日程には入っていないというのです。折角訪問するにも関わらずです。

これは一体どういうことのなのでしょうか?今回の視察場所に関して言うならば、ワシントンDCやニューヨーク市に並んで先進諸都市に入るはずですが、そこはスルーしたようです。

それでは、どこの先端諸都市の自然エネルギーを視察したのか?非常に興味深いところですが、その報告書は先にも書いたとおり半年絶たないと公表されないというのです。

こういう公費が横浜市議団の海外視察に使われています。

これを見て横浜市の皆さんはどういう風に考えられるでしょうか?


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