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2011年11月13日日曜日

はまかぜ新聞金沢版に掲載された 横浜市会議員 おばた正雄氏全文

2011/11/11のはまかぜ新聞(フリーペーパー)金沢版に横浜市会議員 おばた正雄氏が横浜市の放射線対策についてコメントを寄せている

その内容について疑義を持っているため全文を書き起こしで掲載したい。

基本的には、広報よこはまの「放射線特集」を踏襲したもののように見えるが、放射能の問題は横浜市では心配無いと断定している。しかし実際には汚染牛肉が給食に混入し、市管轄の舞浜公園では暫定規制値すら大幅に超える事態が発生し、数百人の市民が口にしてしまっている。

こういう状況下で、放射能の問題は横浜市では心配無いと言い切って果たしていいものであろうか?
その他にも幾つか問題と思われる言及が散見されるが、それについては個々人で判断して頂きたい。

横浜市会議員 おばた正雄(地域政党「ヨコハマから日本を変える会」所属)


放射線対策部の設置で市民の不安を解消

放射線量、渦度の心配は不要です
国は早く確実な基準と説明を!!

Q) 横浜市の放射線対策は
A) 東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射線対策は、6月1日に健康福祉局に放射線対策部を設置し総合的な放射線対策を実施しています。

Q) 具体的には?
A) 放射線対策については、これまでの横浜市や国の調査で、市の全体的な空間線量は地域的な片寄りがなく問題のない値であることを確認しています。市では市民の皆さんの不安を払拭するために、マイクロスポット対策・学校給食対策に重点的に取り組んでいます。また、子育て中の保護者らの不安の声を受け、9月市会で予算を計上し、小中高など全市立学校に放射線測定器を492台配置し対応しています。また、港北区で堆積物の中からストロンチウムが測定されました。そこで国に対して、調査範囲を本市内を含め拡大することを要望しました。

Q) 市民にどんな広報をしていますか?
A) 市は、9月10日に広報よこはまの「放射線特集」号(A3の4頁)を135万分作成、新聞折込でご家庭に配布するとともに、鉄道の全駅に置きました。
この内容は、
①放射線の基礎知識を学んでみましょう。②規制値は、「安全と危険の境界」ではありません。
というもので、たいへん分かりやすく良くできています。

なお、放射線とがんのリスクについて「100-200mSv(ミリ・シーベルト)のがんのリスクは1.08です」。
がんのリスクを考える上では、この数字は喫煙、大量飲酒、運動不足、肥満、やせ、高塩分食品より低いといえます。

Q) 放射線医学の専門医の見解は?
A) 横浜市立大学院医学研究科(放射線医学)の井上登美夫教授は、放射線科専門医の立場から、「子供を持つ保護者の方が、今回の原発事故に関連した学校の校庭や食材の放射能汚染を心配されている気持ちはよく理解できます。しかしながら、長年放射線医療に携わってきた医師として、現在公表されている横浜市の空間放射線量などの測定結果を見ると、放射線の問題を渦度に心配する必要はないと考えます。むしろ、心配・不安などによるストレスの方が健康に影響するのではないかと懸念しています。」との見解を示しています。このように放射能の問題は横浜市では心配ありません

Q) 何が問題ですか?
A) 国の責任が明確でないことです。放射線の害を渦度に煽り、風評被害や風評加害ともいえる論評をするグループがあります。国が早く明確な方針を示すことです。市は国に確実は基準と説明をするよう申し入れています。


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